2006年5月2日火曜日

障害者自立支援、負担増で「眠れない」

 能登谷繁議員は、4月21日、参院北海道選挙区候補の畠山和也氏とともに市内中心部にある障害者共同作業所を訪問しました。
 この作業所では、自立支援法が施行されたことで、今後法人格を取り「地域支援生活センター」に移行しなければならない中で、利用者から応益負担に対する深刻な不安の声が出されました。
 6万円ちょっとの障害年金と労賃で8万円の生活、生活保護以下の生活なのに利用料がとられることに、「夜も眠れない、なんとか負担をなくしてほしい。」「私たちのことをわかってほしい、つらい」「金のない人は病院にも、作業所にもかかれない」「せっかくみんな頑張っているのに、社会復帰していきていく気力も希望もなくなる」「少ない光を求めて頑張っている。同じ目線で取り組んでほしい。好きでこんなになったんじゃない」と涙ぐみながら訴える声が続きました。
 また、職員の方からも「旭川は動物園がすごいが、福祉にも力を入れてほしい。帯広市のように軽減してほしい。」と訴えがありました。
 畠山、能登谷の両氏は、「政府の構造改革は強いものの味方、弱いものは切りすてる。ムダ使いをやめ、金持ちに普通に税金を納めてもらえれば、福祉に回すお金は十分ある。現場の声を広げてみんなの力で変えていこう。」「市民負担によって市のお金が浮くことが明らかになっている。その分も使って軽減策を求め、なんとか負担をなくしたい。」などと懇談、激励しました。


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